世界最速めざすEVスポーツ SP:01、最終デザインを公表…ファストバックに

エコカー EV
デトロイトエレクトリック社のEV、SP:01の最終デザイン
デトロイトエレクトリック社のEV、SP:01の最終デザイン 全 3 枚 拡大写真

世界最速のEVを標榜し、現在開発の最終段階にある米国のデトロイトエレクトリック社のEV、『SP:01』。同車の市販モデルに関して10月27日、最終デザインが公表された。

デトロイトエレクトリック社は1912年、米国ミシガン州デトロイトに設立。当時としては、画期的だった電気自動車を生産していた。ところが1930年代に、会社は消滅する。

2008年、英国ロータスエンジニアリングの元CEO、Albert Lam氏らによって、デトロイトエレクトリック社が復活。新生デトロイトエレクトリック社が送り出す最初のEVが、SP:01。

SP:01は、ロータス『エキシージ』のシャシーがベース。ミッドシップに積まれるモーターは、最大出力201ps、最大トルク23kgmを発生する。カーボンファイバー製のボディは、車両重量が1068kg。二次電池は、蓄電容量37kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で最大290km以上が走行でき、充電に要する時間は、約4時間20分。パフォーマンスは、0-100km/h加速が3.7秒、最高速は249km/h。

10月27日、デトロイトエレクトリック社は、SP:01の最終デザインを公表。2013年に公開されたプロトタイプ車とは異なり、エアロダイナミクス性能を追求した結果、ファストバックデザインが採用されているのが見て取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る