ダイハツ工業は10月30日、2015年3月期の第2四半期累計(4-9月期)連結決算を発表し、通期予想を下方修正した。通期の営業利益は期首時点を300億円下回る1100億円(前期比25%減)とした。
都内で記者会見した三井正則社長は、国内の軽自動車など「足元の市場環境が非常に厳しく、前半期の落ち込みをカバーするに至らない状況」と、修正の理由を説明した。純利益予想は期首時点より150億円減額の670億円(20%減)とした。純利益は5期ぶりの減益となる。
第2四半期累計の業績は、消費税引き上げによる国内市場の低迷などにより連結営業利益は、前年同期比47%減の371億円と大幅な減益になった。同期の減益は2期連続となる。