オービタル・サイエンシズの無人補給船、打上げ直後に爆発

宇宙 企業動向
射点に立つアンタレスロケット(出典:JAXA/NASA/Joel Kowsky)
射点に立つアンタレスロケット(出典:JAXA/NASA/Joel Kowsky) 全 1 枚 拡大写真

米国の民間企業オービタル・サイエンシズ(OSC)の無人補給船シグナス3号機(Orb-3)を載せたアンタレスロケットが日本時間10月29日午前7時22分、打上げ直後に爆発し、打上げに失敗した。

現在、NASA(米航空宇宙局)とOSCが原因究明作業を行っている。

Orb-3では、食糧やクルーへの支給品、システム関連機器、実験関連機器などを国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ予定だった。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、Orb-3にはISS「きぼう」日本実験棟の維持運用に必要となる重要なシステム関連機器は搭載されていないため、当面の「きぼう」の運用に支障はでないとしている。

Orb-3には、日本からJAXAが船外材料曝露実験サンプル、再突入データ収集装置を、JAXA物品以外では、千葉工大と米国研究機関との共同研究用「ISS搭載流星観測カメラ(COMETSS)」を搭載していた。

今後の物資補給計画については、原因を究明してからとなる。

《レスポンス編集部》

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