日野自動車の中間決算…タイ・インドネシア市場低迷も、需要回復で通期は上方修正

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日野・プロフィア(参考画像)
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日野自動車は10月30日、2014年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は7915億円(前年同期比-5.2%)、営業利益は493億円(-18.4%)、経常利益は509億円(-11.4%)、四半期純利益は327億円(-17.3%)だった。

国内売上台数は、トラック・バス総合計で前年同期比17.9%増の2万6100台と増加。一方、海外売上台数は、タイやインドネシアにおける先行き不透明感を背景とする市場低迷等により、同12.7%減の4万9800台と大きく減少した。日野ブランド事業のトラック・バスの全世界総売上台数は同4.2%減の7万5900台となった。

また、トヨタ向けは『ランドクルーザープラド』が減少、同5.7%減の8万7200台となった。

海外での売上台数が減少したことなどにより、売上高、利益ともに、前年同期を下回った。

ただし、足元の需要、為替の動向等を踏まえ、通期連結業績予想は上方修正。売上高1兆6600億円(+600億円)、営業利益1000億円(+100億円)、経営利益970億円(+110億円)、当期純利益は650億円(+70億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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