マツダ小飼社長「海外での台数成長図る」…メキシコ能力増
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メキシコ工場は今年1月に稼働開始し、現在生産量を徐々に引き上げている。従来の計画では2015年度に、トヨタ自動車向けの5万台を含み23万台のフル生産に入る予定だった。このほど、それを25万台に引き上げることを決めた。トヨタ向けの数量は変更ないという。
小飼社長は、この決定に関して現在の生産モデル『マツダ3(アクセラ)』の販売好調に加え、2モデル目の『マツダ2(デミオ)』も順調な販売になるとの見通しを示した。増産に伴う投資は少額であり、「むしろ雇用の増加と人材育成が重要」と指摘した。
《池原照雄》