マツダ小飼社長「海外での台数成長図る」…メキシコ能力増

自動車 ビジネス 企業動向
14年1月に稼働したマツダのメキシコ工場
14年1月に稼働したマツダのメキシコ工場 全 3 枚 拡大写真

マツダの小飼雅道社長は10月31日に都内で開いた決算発表会見で、能力増強を打ち出したメキシコ工場について、「北米や中南米、欧州への供給拠点でもあり、海外での台数成長の確保につなげたい」と、述べた。

メキシコ工場は今年1月に稼働開始し、現在生産量を徐々に引き上げている。従来の計画では2015年度に、トヨタ自動車向けの5万台を含み23万台のフル生産に入る予定だった。このほど、それを25万台に引き上げることを決めた。トヨタ向けの数量は変更ないという。

小飼社長は、この決定に関して現在の生産モデル『マツダ3(アクセラ)』の販売好調に加え、2モデル目の『マツダ2(デミオ)』も順調な販売になるとの見通しを示した。増産に伴う投資は少額であり、「むしろ雇用の増加と人材育成が重要」と指摘した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る