富士重 吉永社長「スバルが生き残る道は、商品や技術への投資」

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業 吉永泰之 社長
富士重工業 吉永泰之 社長 全 5 枚 拡大写真

富士重工業は10月31日、主力の北米市場での販売が好調なことから2014年度の業績見通しを上方修正するとともに、試験研究費を当初計画から100億円増額し、840億円を投じることを明らかにした。前年度の比較では4割近い伸びとなる。

吉永泰之社長は「せっかくこれだけの利益がでてきているので、それを何に使うかといえば、商品や技術関係への投資。スバルが生き残る道はそれしかないと思う。リーン燃焼など既存のエンジンの燃費向上を早めていきたい」と、増額の理由を語った。

さらに「海外にあるエンジニアリング会社への委託研究を強めている」ことを明かした上で、「私ども技術本部の人間も増やしているが、外部の力にお願いしてスバルの開発を加速している。もっと早く出すために時間を金で買う」とも話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る