退役車両、エボラ感染食い止めに一役

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エボラ感染食い止めに一役
エボラ出血熱の感染が拡大しているリベリアとシエラレオネに日本から、退役した救急車や緊急自動車13台が贈られることになった。

成田空港で出発式が28日に行われた。提供された車両は東京消防庁、和歌山市、福岡市などからで、29日に日本外交協会と航空・海上輸送業者のDHLグローバルフォワーディングジャパンが発送する。

日本外交協会は両国では、感染者や疑いのある患者を早期に治療センターへ移送することが感染を広げないために重要だが、緊急輸送の手段が少ないために今回の寄贈につながった。29日午後9時ごろに成田を出発し30日には届くという。緊急車両13台の内訳はリベリアに7台、シエラレオネに6台贈られる。

リベリア大使のヤンゴール・テレウォダさんは式典で車両寄贈を受け「他の国々の力を受け、リベリアはエボラ出血熱の征圧に向けて努力します」(朝日新聞より引用)とあいさつした。

(画像はイメージです)

エボラ出血熱が感染しないために
エボラ出血熱は患者の血液、分泌物、排泄物や唾液などが感染源で死亡した患者からも感染する。

感染を拡大しないために患者を隔離して輸送するのに今回送られた車両が活躍する。エボラウイルスの感染力は強いが、基本的に空気感染をせず、感染者の体液や血液に触れなければ感染しない。

退役車両 第二の人生

《アフリカビジネスニュース》

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