米運輸省、フェラーリに約4億円の制裁金…安全報告を怠る

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フェラーリ F12ベルリネッタ(参考画像)
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イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。同社が米国において、日本円で4億円近い多額の制裁金を科せられることが判明した。

これは10月31日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「フェラーリに対して、350万ドル(約3億9300万円)の制裁金を科する」と発表している。

日本円で4億円に近い多額の制裁金を科せられた理由は、何か。それは、安全問題についての定期報告を怠ったため。NHTSAによると、フェラーリは2011年以降、法律で定められている年に4度の安全に関する報告を、NHTSAに行っていないという。

中でも、NHTSAが問題視しているのは、2011年からの3年間に、米国でフェラーリ車による事故で乗員3名が死亡したという事実を、フェラーリがNHTSAに報告していない点。

米国運輸省のアンソニー・フォックス長官は、「ドライバーの安全性を保つための法律に従わないことに、言い訳はない」とコメントしている。

《森脇稔》

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