セガサミー、業績下方修正を受け60億円規模の人件費削減へ

エンターテインメント 話題

セガサミーホールディングスが31日発表した平成27年3月期の第2四半期業績は会社予想を下回り、通期の業績予想も下方修正しました。

主な要因は遊技機において、許認可プロセスが変更になるのに伴い、第3四半期に発売予定だったタイトルの仕様や販売スケジュールなどを再検証した結果です。また、その他の事業においてもゲームのパッケージや玩具分野で当初の予想を下回る予想となったとのこと。

セガサミーでは以前より検討していた構造改革について、来年4月を目処に以下の3つの事業を再編すると発表。

(1)サミーを中心とする遊技機事業
(2)セガのネットワークゲーム事業を中核とするエンタテインメントコンテンツ事業
(3)ホテルやゴルフ、施設事業等を展開するリゾート事業

これに関連し、現在セガネットワークスの代表取締役社長を務めている、里見治紀氏が11月1日付でセガの代表取締役副社長(構造改革担当)に就任します。また、既存事業の立て直しのため、来年度以降、グループ全体で不採算事業を中心に60億円の固定費を削減する計画。

ゲーム事業について、事業再編ではあえて「ネットワークゲーム事業を中核とする」と表記があり、セガネットワークスを率いている里見氏が代表取締役に就任することからも、既に規模が小さくなっているパッケージソフトについてはテコ入れがあり、よりオンライン、スマートフォン向けタイトルへの注力が行われそうです。

セガサミー、遊技機・ネットワークゲーム・リゾートの3事業に再編へ・・・里見治紀氏がセガの代表取締役に就任

《土本学@INSIDE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る