トヨタ のインド国内販売、4.6%減…2か月ぶりに減少 10月

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トヨタ・カローラ アルティス(デリーモーターショー14)
トヨタ・カローラ アルティス(デリーモーターショー14) 全 4 枚 拡大写真
トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は11月1日、10月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、10月の総販売台数は1万3716台(輸出を含む)。前年実績の1万5576台に対して、12%減となり、5か月連続で前年実績を下回った。

TKMは2014年3月中旬、インド国内の2工場をロックアウト(一時閉鎖)。賃金交渉が難航し、一部の従業員が生産を妨害したり、会社を脅迫したりしていることを受けて、TKMが工場のロックアウトに踏み切った。その後、工場では1か月間、通常の操業が出来ない状態だったが、4月下旬から、通常の生産体制に復帰。

10月実績の1万3716台の内訳は、インド国内販売分が1万2556台。前年同月比は4.6%減と、2か月ぶりに減少した。ただしTKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。今後の販売増を見込む。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。10月はこのエティオスを、1160台輸出した。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「9月は販売台数を維持した。今後2か月以内に、国内販売が伸びることを期待したい」とコメントしている。

《森脇稔》

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