トヨタ紡織は、ダイバーシティ・マネジメント推進の一貫として女性管理職数を2020年までに現在の2倍以上、2030年までに現在の5倍以上とする目標を設定した。
同社は2004年に豊田紡織、アラコ(内装事業)、タカニチの3社が合併して発足して以降、積極的に女性社員を採用するとともに、働きやすい環境づくりに向けて各種両立支援策を充実してきた。女性管理職数は、この10年間で1人から13人まで増加した。
今後、自主行動計画に定めた目標達成に向け、長期雇用・人材育成を前提とした女性管理職の登用策を積極的に推進する。
女性社員(事務職・技術職)の積極採用を継続するとともに、一人一人のライフイベントを踏まえたキャリア計画策定と実行、社内託児所の新設など、出産後のキャリア継続支援策の拡充、社員の意識、職場風土の改革をねらいとした研修の拡充などに取り組む。