本田技研工業は、11月6日からイタリア・ミラノで一般公開が始まる国際モーターサイクルショー「EICMA 2014」(ミラノショー)に公道仕様のMotoGPレプリカ『RC213V-S』のプロトタイプなどを出品する。
究極の公道仕様車として開発したRC213V-Sは、ホンダのレーシングテクノロジーを結集し、ロードレース世界選手権MotoGPクラスで2年連続ライダーズタイトルと4年連続コンストラクターズタイトルを獲得したホンダ・レーシング(HRC)のワークスマシン『RC213V』の基本メカニズムを踏襲した。
また、ホンダはもうひとつのプロトタイプ、新アドベンチャーの『トゥルー アドベンチャー』も登場。同車はオフロードでの走行性能を追求し、既存のアドベンチャーモデルで培ったテクノロジーや、「チーム・エイチアールシー(Team HRC)」のワークスマシン『CRF450 RALLY』のレーシングテクノロジーを反映した。
その他、CBRシリーズのフラッグシップモデル『CBR1000RR』のスペシャルモデル『CBR1000RR ファイアブレード』は、MotoGPクラスで、マルク・マルケス選手による2年連続ライダーズタイトルと、ホンダに4年連続コンストラクターズタイトルをもたらした「レプソル・ホンダ・チーム」のカラーリングを施した。同じく「レプソル・ホンダ・チーム」のカラーリングを施したスクーター『NSC50R』を出品する。
また、快適な走行を追求したスタイリッシュなスポーツGTスクーター『フォルツァ125』も登場する。