スマホ販売数は横ばい、買い替えサイクルは伸びる傾向…平均2年

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スマートフォンの買い替えサイクル
スマートフォンの買い替えサイクル 全 3 枚 拡大写真

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は6日、携帯電話ユーザーに対して購入状況・利用状況などに関するアンケート調査を行った結果を発表した。

 調査期間は2012年10月~2014年8月で、18~69歳の男女8,552人(プレ調査)、2404人(購入意向者調査)、4428人(購入者調査)から回答を得た。

 国内携帯電話市場におけるフィーチャーフォンの販売数量構成比は、2012年下半期(7~12月)より2014年上半期(1~6月)にかけてほぼ横ばいが続いている。背景に、スマートフォンからスマートフォンへの買い替えの伸び悩みがあることが、構成比押上げの要因となっていると、同レポートでは指摘している。

 具体的に、スマートフォン使用者に対し、1つ前の端末の使用期間を調査したところ、調査期間2012年(10~12月)は1.7年であったのが、2013年(同期)では1.9年、2014年(8月)では2.0年と、少しずつ長くなっていることが明らかになった。スマートフォンの各機能の向上化が進み、スマートフォンへの不満が減っているためと見られる。

 たとえば「スマホへの不満」という質問で、過去3回の集計でつねにトップとなっている「バッテリーの持ちの悪さ」だが、2013年上半期では39%、同下半期では29%、2014年8月は19%と大きく減少していた。性能側から見ても、スマホのバッテリー容量別構成比(全国の家電量販店におけるAndroidスマートフォンの販売実績ベース)を見ると、2013年1~3月から2014年7~9月にかけて、容量3,000mAh以上のモデルのシェアが伸長しているとのこと。

スマホの買い替えサイクル、平均2年に伸びる

《冨岡晶@RBB TODAY》

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