ヤマハ決算、全事業セグメントが増収増益…2014年1-9月期

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ発動機、マリンジェットの2015年モデル
ヤマハ発動機、マリンジェットの2015年モデル 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機が発表した2014年1-9月期(第3四半期)連結決算は、全事業セグメントが増収となり売上高が前年同期比7.3%増の1兆1246億円となった。

営業利益も全事業セグメントで増益となり、同68.4%増の710億円となった。

先進国二輪車事業は、新商品投入効果による販売が増加して利益が改善した。新興国二輪車事業も増益となった。

マリン事業は、各商品の販売増加や船外機の大型モデルの販売比率上昇により増益となった。その他の事業でも、レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル、電動アシスト自転車の新商品投入効果や、設備投資需要回復に伴うサーフェスマウンターの販売増加により増益となった。

為替変動による影響は、ドル/ユーロ高による増益を、インドネシアルピアやブラジルレアルなどの新興国通貨安による減益が相殺している状況。

また、円安が進み、売掛金の評価替に伴う為替差益などで営業外収支が改善したことから、経常利益は同76.1%増の755億円、純利益が同99.2%増の525億円となった。

通期業績見通しは売上高は前回予想を据え置いた。収益では船外機の大型モデル販売比率上昇によるマリン事業の利益率向上などで上方修正した。営業利益は前回予想より30億円増の860億円、経常利益が60億円増の910億円、純利益が100億円増の600億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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