ことでん23号、赤白2色の旧塗装に変更へ…アンケートで決定

鉄道 企業動向
ことでんによる23号の塗装変更の案内。2015年4月頃、赤白2色の塗装で登場する予定だ。
ことでんによる23号の塗装変更の案内。2015年4月頃、赤白2色の塗装で登場する予定だ。 全 1 枚 拡大写真

高松琴平電気鉄道(ことでん)はこのほど、20形電車23号の車体塗装を変更すると発表した。同社が実施したアンケート結果に基づくもの。現在は茶色とクリームの2色だが、かつて同車に施されていたファンタゴンレッド(赤)と白の2色塗装を復刻する。

23号は1925年、大阪鉄道(現在の近鉄南大阪線)の電車として製造され、1961年にことでんが譲り受けた。製造からまもなく90年を迎える現在は動態保存車となっており、運転日限定のレトロ電車として運用されている。今年11月から2015年4月まで23号の定期検査が行われることになり、ことでんはこれを機に23号の塗装変更を検討。アンケート調査の結果、23号の旧塗装の一つである赤白2色に変更することにした。

アンケートの有効回答数は604件。赤白2色塗装が342件と最も多く、全体の半数以上を占めた。それ以外の主な回答は「そのまま」が175件、「300号のような茶一色」が35件だった。23号は今後、定期検査の実施にあわせて塗装の変更を行い、2015年4月頃に出場する予定だ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る