【スーパーフォーミュラ 最終戦】王座争い首位の中嶋一貴「チャンピオンらしい終わり方を」

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予選前日会見に臨んだ(左から)中嶋一貴、オリベイラ、デュバル。
予選前日会見に臨んだ(左から)中嶋一貴、オリベイラ、デュバル。 全 8 枚 拡大写真

全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)最終戦「第13回JAF鈴鹿グランプリ」の予選前日にあたる11月7日、チャンピオン有力候補4選手が鈴鹿サーキット内で会見を行ない、ランク首位の中嶋一貴らがタイトル争いに向けての思いなどを語った。

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ボーナスポイントがある最終戦(決勝2レース制)では最大18点獲得できることもあり、今年は現段階でランキング7位までにチャンスが残る混戦状態のSF王座争い。なかでも有力候補となるのは、いずれも2度目の戴冠を目指す上位4選手で、一貴、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、アンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバルという面々である。今回はこの4選手が予選前日に共同会見を行なうこととなった(残念ながらロッテラーは鈴鹿到着が会見時間に間に合わず、事後に単独会見)。

ポイントリーダーとして最終戦に臨むのは一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)。王座獲得となれば2012年以来2年ぶりとなるが、最終戦前に王座を失うことが確定していた昨シーズン(13年)については「チャンピオンを獲った翌年ということもあり、『思いきった戦いをしよう』という気持ちで臨みましたが、結果的には浮き沈みの激しい年になってしまいました」と述懐する。

今季ここまでについては、「手堅くというわけではないですけど、昨年の反省も踏まえ、地に足をつけて戦っていこうと思いました。ただ、ここまでの予選結果を見る限りは、正直、チャンピオン争いをリードしているとは思えないシーズンですよね。そういうなかでも気持ちを切らさずに戦い続けてきた結果、ポイントリーダーで最終戦に臨めるということは良かったんですが、内容には満足していません」と振り返る一貴。明日から走行が始まる最終戦に向けては、「最後にいいスピードを見せて、チャンピオンらしい終わり方でチャンピオンを獲りたいと思います」との抱負を語っている。

F1日本GPから約1カ月後の鈴鹿サーキットが舞台ということもあり、今季導入のニューマシン「SF14」の予選ラップタイムにも注目が集まるところ。4月の開幕戦の時のタイムで見ると、F1の下位2チームは食えそうなところだが、中団グループには及ばず、というあたりか。一貴は「エンジンを含めたパッケージとして、このマシンにはまだ速くなる要素はあると思います。(下位の)ケータハムとマルシャはいなくなってしまった(現在欠場中)ので、それ以外のF1チームも食えるくらいにもっと速くなれば、と個人的には思います」との旨を話している。

一貴を追う外国人選手3人は、異口同音に「今回は予選が特に大切」との決意を語った。最終戦は決勝第1レースが20周(約116km)、第2レースが28周(約163km)という短~中距離の2レース制なので、予選、さらにはスタートの成否が勝敗を、チャンピオン争いを大きく左右することになるからだ(第2レースにはドライタイヤでスタートした場合にタイヤ4本交換の義務がある)。

一貴はもちろん、オリベイラ、ロッテラー、デュバル、そして石浦宏明までの5人には予選前の時点で自力チャンピオン獲得の可能性があり、さらにジェームス・ロシター、国本雄資を加えた計7人にチャンスが残るチャンピオン争いは、まず明日(8日)の予選が大きなカギを握る。20台が参加する3段階ノックアウト予選Q1の結果が第1レースの予選順位に、Q2(14台)~Q3(8台)まで経た結果が第2レースの予選順位になり、それぞれの予選1位にドライバーズポイント「1」が与えられるため、各選手のタイトル獲得条件等も明日で変化することになる。

SF最終戦鈴鹿の公式予選は、8日午後1時30分開始予定だ(決勝は2レースとも9日に実施)。

《遠藤俊幸》

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