ガリバー中古車販売、消費増税後はBMWがトップ2を独占

自動車 ビジネス 国内マーケット
BMW X3
BMW X3 全 3 枚 拡大写真

ガリバーは、8%消費増税前後(2013年10月~3月と2014年4月~9月)におけるグループ約430店舗の販売車種データより、増税後の販売傾向を調査した。

調査の結果、増税後最も販売台数の増加率が高かったのはBMW Xシリーズで、増加率144%という高い数値を記録。さらに第2位はBMW『1シリーズ』の増加率136%と、トップ2をBMWが占める形となった。また、トップ10には全体的にコンパクトカーやミニバンなどの実用車でないクルマのランクインが目立った。

BMW Xシリーズは、2010~2014年の間に『X1』、『X3』、『X5』、『X6』のシリーズがフルモデルチェンジ。そのため価格が下がり、入手しやすくなった旧型車が中古車市場に流れている。さらにX1やX3に関しては2010年と2011年のフルモデルチェンジから数年が経過したことで、中古車市場における最新モデルのタマ数も増加、購入者の選択肢が拡大しているという。

ガリバーによると、増税の影響により、新車購入者層が中古車購入を検討する割合が前年よりも高まり、特に増税のインパクトが顕著な高級車において、大幅に台数の増加が起こった。またガリバー全体の小売実績は、増税の影響で2014年6月こそ、反動減による落ち込みが見られたものの、7、8月は回復し前年対比を上回った。今後も、前年実績を大きく割ることはない見通しだという。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る