スロバキアから空飛ぶ車「エアロモービル」…最新プロトタイプを発表

自動車 ニューモデル 新型車
空飛ぶクルマ「エアロモービル3.0」
空飛ぶクルマ「エアロモービル3.0」 全 8 枚 拡大写真
スロバキアに本拠を置くエアロモービル社。同社が、オーストリアのウィーンで発表した「空飛ぶ車」が、話題になっている。

この空飛ぶ車は、『エアロモービル3.0』を名乗る。2013年に発表された『エアロモービル2.5』の進化形で、2014年10月から、飛行テストを開始したばかり。

車として、公道を走行する際のエアロモービル3.0は、全長が6m、全幅が2.24m。エンジンは、「Rotax 912」と呼ばれる自然吸気の4気筒。燃料はレギュラーガソリンを使用し、最高速160km/hの性能を備える。燃費は12.5km/リットルで、燃料満タンなら最大875km走行可能。乗車定員は2名。

エアロモービル3.0は、格納されていた翼を出すことにより、飛行機に変身。この時、全幅は8.32mに達する。飛行速度は200km/h以上。最大700kmを飛行できる。

現時点では、エアロモービル3.0はプロトタイプ。今後、エアロモービル社では、飛行テストを繰り返し、自動操縦や緊急時の脱出装置を採用した上で、市販を目指す方針。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る