【ホンダ レジェンド 新型発表】高級セダン、3モーターHVシステム搭載で復活

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ レジェンド 新型
ホンダ レジェンド 新型 全 36 枚 拡大写真

ホンダは、ハイブリッドシステムを搭載した高級セダンの新型『レジェンド』を1月22日より発売すると発表した。先代レジェンドは2012年6月に生産を終了しており、約2年半ぶりの復活となる。

5代目となる新型レジェンドは、3モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド SH-AWD」を採用。車体前部に新開発のV型6気筒直噴i-VTECエンジンと、モーター内蔵の7速DCTを、車体後部に2つのモーターを搭載し、システム最高出力は382psに達する。

同システムでは、車体後部に搭載した2つのモーターにより、駆動力に加え、減速力も左右それぞれで自在に制御するトルクベクタリングを可能とし、全速度域で高い操縦安定性を実現する。

加えて、車体前部に1つ、後部に2つ配置された計3つのモーターとエンジンを使い、ドライバーの要求や走行状況に応じて、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の3駆動方式と、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブという3走行モードの中から、最適な駆動方式と最もエネルギー効率のよい走行モードを連続的に自動で制御。あらゆるシーンでの高い操縦安定性、上質な乗り心地と、16.8km/リットル(JC08モード)の優れた燃費性能を達成する。

また、世界初となる歩行者への衝突支援を回避する「歩行者事故低減ステアリング」など、事故の未然防止や回避のための運転支援技術「ホンダ センシング」を搭載し、安心で快適なドライブをサポートする。

エクステリアは、流麗でダイナミックなエアロフォルムを追求。エレガントなキャビンと力強いワイド&ローフォルムを表現した。また、宝石の輝きを彷彿させるジュエルアイLEDヘッドライトを採用。ロービームはスーパーワイド配光を実現するほか、ブルーLEDによるアクセサリーランプも備え、夕暮時はクールな表情を演出する。

インテリアは、全長を従来モデルとほぼ同等としながら、ホイールベースの延長によって後席空間も拡大。また、本革シートに加え、インストルメントパネルやドアライニングなど、乗員が触れる部分には、革の風合いを生かしたソフトパッドを採用するなど、包み込まれるような安心感をもたらす空間とした。

価格は680万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る