横浜ゴム、タイヤ事業が好調で売上高、営業利益が過去最高…2014年1-9月期決算

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横浜ゴムが発表した2014年1-9月期(第3四半期累計)の連結決算は、売上高が前年同期比4.2%増の4298億円、営業利益が同6.5%増の319億円と売上高、営業利益ともに過去最高となった。

主力のタイヤ事業は、国内新車用と海外が好調に推移し、工業品事業とその他の事業はシーリング材とゴルフ用品が伸びた。原材料価格の低下や為替差益も寄与して増益となった。経常利益は同2.5%減の303億円だった。純利益も同27.4%増の249億円と過去最高だった。

タイヤ事業は売上高が同4.4%増の3375億円、営業利益が同12.7%増の248億円の増収増益となった。国内新車用は自動車生産台数の増加に支えられ好調に推移した。

国内市販用は、消費増税前の駆け込み需要、降雪によるスノータイヤの販売増、低燃費タイヤブランド「ブルーアース」の販売強化により販売量、売上高ともに前年同期を上回った。海外は、中国や欧州などで販売が好調に推移し、増収となった。

ホース配管事業は国内で建設機械用が好調だった。自動車用ホースは北米で好調だったほか、輸出用も堅調だった。工業資材事業は、海外向けマリンホースの販売は回復したが、コンベヤベルトの海外市況が低迷し減収だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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