ダイハツ工業は11月10日、新型軽乗用車『ウェイク』を発売した。価格は135万から187万3800円で、月5000台の販売を計画している。営業本部長を務める堀井仁専務執行役員によると、すでに事前受注は5000台を超えているという。
事前受注について堀井専務は「想定以上の数字」とした上で、「10月1日から予約注文を受け付けて、これまでに月販目標の5000台を超える数字はもう得ている」と明かした。
またウェイクのターゲットユーザーに関しては「多銘柄のお客様に買って頂く。ダウンサイザーも多いとみており、ミニバンやステーションワゴンクラスからの代替えを想定している。『タント』が子育て層の車なら、ウェイクは子離れ層、そしてやんちゃな大人向け。基本的には50代男女が4割くらい占めると思う」と述べた。
また「ユーザー層のピラミッドでいうと、頂点の方は本当のコア層、いわゆるプロフェショナルレジャーに近い人、それに競技者、そして一般の方という構成。このプロフェショナルレジャーに近い人は、相当男性も多いし、小型車から降りてくる人がいるとみている」とも話していた。