ヤナセ取り扱いブランドが一堂に…ハイグレードフェア、過去最大級で開催
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ヤナセは1915年の創業以来、メルセデスベンツを筆頭にシボレー、キャデラック、フォルクスワーゲンなどの輸入販売を手がけ、日本の輸入車文化構築の一役を担ってきた。「いいものだけを世界から」のスローガンを掲げ、これからの100年も変わらず「顧客との絆」を築いていくという。
今回のヤナセ・ハイグレードフェアでは、同社が取り扱うメルセデスベンツ、キャデラック、シボレー、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンの6ブランドから最新の代表車種を一堂に展示したほか、14車種にものぼる100周年記念限定車のお披露目もおこなわれた。
会場にはヤナセ100年の歩みを振り返ることができるパネル展示のほか、1956年式のメルセデスベンツ『180』や、フォルクスワーゲンの日本輸入第一号車の「ビートル」など貴重なクラシックカーも並べられ、展示商談会の枠に捕われない満載のエンターテイメント要素に、来場客は大いに楽しんだ。
ヤナセの井出健義社長は「我々は“趣味で乗るクルマ”を多く扱っている。好きで乗るからこそ、実際に目で見て、触れて選んでほしい。クルマは決して安くはない買い物。だからこそ、“人が売る”ことにこだわり続けたい。お客様との絆をしっかり築いて、信頼して頂けるブランドとして持続して行ければ」と語った。
今回のヤナセ・ハイグレードフェアは東京在住の顧客向けイベントだが、今週末15、16日には「ヤナセ創立100周年記念フェア」として全国のヤナセグループ販売店でキャンペーンをおこなう。100周年限定車の受注も本格的に開始する予定だ。
《宮崎壮人》