アイシン精機、自動車用エンジン部品取引の価格カルテル…米国司法省と罰金41億円支払いで合意

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機は、自動車用エンジン部品の取引で価格カルテルを結んでいたとして、米国司法省との間で、罰金3580万ドル(約41億円)を支払う司法取引で合意したと発表した。

罰金は2014年第3四半期(10-12月期)に特別損失に計上する。業績見通しに大きな影響はないとしている。

同社は、米国司法省から自動車用エンジン部品の可変バルブタイミング(VVT)の取引の一部で、価格カルテルを結ぶ、米国反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで調査を受けていた。

同社グループでは、これまで米国司法省の調査に全面的に協力してきたが、適用法令、事実関係を総合的に勘案した結果、米国司法省との間で司法取引に合意することにしたとしている。

また、同社では、業務監査体制の強化、独占禁止法をはじめとした関連法令教育など、再発防止策を徹底し、信頼回復に向けて努力するとしている。

一方、社会に及ぼす影響の大きさを厳粛に受け止めるとともに、再発防止の決意を込めて、同社代表取締役、取締役の一部、執行役員の一部が役職に応じて月度報酬の30~10%を3カ月間自主返上する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る