ユーロスター、最高速度320km/hの新型車両「e320」を初公開…デザインはピニンファリーナ

鉄道 企業動向
ユーロスター e320
ユーロスター e320 全 2 枚 拡大写真

英国と欧州大陸を結ぶ鉄道「ユーロスター」を運営するユーロスター・インターナショナルは11月13日、開業20周年を記念した新型車両『e320』をロンドンのセント・パンクラス駅で初公開した。

同車両は2015年末から運行開始の予定。当初は10編成だが、ユーロスターはすでに追加の7編成を発注済み。

e320の内外装デザインは、『エンツォ フェラーリ』などのデザインを手がけたイタリアのピニンファリーナ社が担当。車名は320km/hの最高速度に由来する。1編成の定員は900人で、従来より座席スペースを拡大。ビュッフェ車のデザインも一新するとともに、無料Wi-Fiや各席のUSBポートなどを備えることでビジネス・ユーザーのニーズにも応える。

ユーロスターのニコラス・ペトロヴィックCEOは「この新型車両の投入は我々の今後の成長のキーになる」と自信を語る。続けて「e320の運行が始まれば、我々のサービスがまったく新しくなったことに気付いてもらえるだろう。大胆なデザインとシックなインテリア、Wi-Fiの接続性が、従来にはないスタイルと快適さをお客様にもたらす」(ペトロヴィックCEO)と述べた。

《有元正存》

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