VWグループ、10速DSGトランスミッションを新開発

自動車 ビジネス 企業動向
7速乾式クラッチを採用したDSG(参考画像)
7速乾式クラッチを採用したDSG(参考画像) 全 3 枚 拡大写真
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月11日、ドイツで新技術発表会の「イノベーション・ワークショップ 2014」を開催し、10速「DSG」トランスミッションを新開発した、と発表した。

世界の自動車メーカーのトレンドは、オートマチックトランスミッションの多段化。フォルクスワーゲングループもこのトレンドに沿う形で、デュアルクラッチトランスミッションのDSGに、同社初の10速仕様を開発している。

フォルクスワーゲンが最初にDSGを投入したのは、2003年。以来、世界市場で成功を収めてきた。同社によると、通常のATに対して、変速スピードの速さや燃費の良さが、支持される理由だという。

今回、フォルクスワーゲングループが発表した10速DSGは、最大トルク56kgmレベルにまで対応できるのが特徴。なお、現時点では、市販車への具体的な搭載計画は公表されていない。

フォルクスワーゲングループは、「高い効率を生むギア配置が、さらなるCO2排出量削減に貢献する」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  3. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  4. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る