【ミラノショー14】ドゥカティ、1299パニガーレ など3機種公開…ムルティストラーダ1200 に新エンジン

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ドゥカティ 1299パニガーレ(ミラノショー14)
ドゥカティ 1299パニガーレ(ミラノショー14) 全 12 枚 拡大写真

イタリアのスポーツバイクメーカー、ドゥカティは、イタリア・ミラノで開催された国際モーターサイクルショー「EICMA 2014」(ミラノショー)において、『ディアベル・チタニウム』、可変バルブ機構エンジンを搭載した『ムルティストラーダ1200 / S』、そして『1299パニガーレ』を発表した。

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プレスデー前日には、ミラノ市内のエルフォ・プッチーニ劇場で、プレスカンファレンスを開催。CEOのクラウディオ・ドメニカーリ氏のスピーチや、MotoGPチームの現況報告などの後、先のドイツで開催された「インターモト 2014」(ケルンショー)で発表された『スクランブラー』を紹介。そして、上記の順に新型車が登場し、ドメニカーリ氏が解説していくという流れで行われた。

ディアベル・チタニウムは、随所にチタンやカーボンファイバーのパーツ、専用の鍛造ホイールを採用した世界で500台の限定車で、高質感なだけでなく、車重も標準型よりも5kg軽量だ。

そして、ムルティストラーダ1200新型は、電子制御の充実に加え、エンジンの可変バルブ機構DVT(デスモドローミック・ヴァリアブル・タイミング)によって、4つのモーターサイクルを1台にまとめ上げるという4バイク・イン・ワン・コンセプトを高次元化させている。

このDVTは、吸排気のカム軸の位相を変えることで、バルブタイミングをずらし、吸排気バルブが同時に開いているオーバーラップ角を加減するというものだ。また、新型ムルティストラーダには、足着き性を向上させるだけでなく、シート高調整機構も採用。日本人にも嬉しい変更が加えられている。

1299パニガーレは、『1199パニガーレ』からボアを4mm拡大して、排気量を1198ccから1285ccに拡大。怒濤のトルクと最高出力200psを発揮する。また、スイングアームピットを4mm低くして、低荷重設定とし、よりオールランドに対応できるものとしていることにも注目できる。

他にも、『モンスター1200 / 821』に大胆なストライプカラーを施したモンスター・ストライプもショー会場に展示された。

《和歌山 利宏》

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