三菱重工、鋳造品の生産体制を再編へ…神戸造船所二見工場に集約

自動車 ビジネス 企業動向
三菱重工業ウェブサイト
三菱重工業ウェブサイト 全 1 枚 拡大写真

三菱重工業は、2015年4月1日付で、鋳造品の生産体制を再編すると発表した。

広島製作所と長崎造船所(三菱日立パワーシステムズ・長崎工場)を閉鎖し、鋳造工場である神戸造船所二見工場に集約する。鋳造機能を1つの工場に集約することで、内製コストの低減を図るとともに、生産技術を一元化することで、鋳造品開発力の強化、国内外のビジネスパートナー活用による競争力向上を図る。

鋳造技術は、同社のものづくりや、製品開発に重要なコア技術だが、内製量が減少する中で、現状の3工場運営体制を持続することが困難な状況になっていた。

今回、中長期の技能伝承・技術開発や、品質・コスト・納期管理の強化、技術者の育成、海外ビジネスパートナーを指導するための人材育成を行える体制を構築することを目的に鋳造工場の集約を決めた。

同社では、鋳造工場の生産体制構築による固定費縮減と、拠点集約による人員・設備リソースの最大効率活用を推進することで、グループ事業の競争力強化を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 9000万円の「R34 GT-R」をHKSが販売!?「東京オートサロン香港」でHKSが初披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る