岩谷産業、水素の価格を1kg当たり1100円に決定…ハイブリッド車並を実現

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商用水素ステーション ビジュアルイメージ(SS一体型)
商用水素ステーション ビジュアルイメージ(SS一体型) 全 2 枚 拡大写真

岩谷産業は、水素ステーションで、燃料電池自動車(FCV)用に供給する水素の販売価格を1キログラム当たり1100円に決定したと発表した。

FCVの燃料消費量から換算して、1キログラム当たり1100円は、ハイブリッド車並の価格になるとしている。

経済産業省がまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」によると、水素ステーションで販売される水素の価格は、2015年が「ガソリン車の燃料代と同等以下」、2020年には「ハイブリッド車の燃料代と同等以下」という目標が設定しており、今回目標を5年前倒しで実現する。これによって年内に市販されるトヨタ自動車の燃料電池車が普及するのを後押しする。

岩谷産業は、2015年度までに東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に20カ所の商用水素ステーション設置を自社で整備する。現在は、兵庫県尼崎市と福岡県北九州市に商用の水素ステーションを開所している。

《レスポンス編集部》

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