現行比10倍以上の高性能…NECが開発進める次世代スパコン

エンターテインメント 話題
現行のベクトルスーパーコンピュータ「SX-ACE」。次世代機は10倍の性能を目指す
現行のベクトルスーパーコンピュータ「SX-ACE」。次世代機は10倍の性能を目指す 全 1 枚 拡大写真

 日本電気(NEC)は17日、現行のスーパーコンピュータ「SX-ACE」の後継機となる次世代ベクトルマシンの開発を開始したことを発表した。

 次世代ベクトルマシンは、現行機と比較し、ラックあたり10倍以上の性能、システム最大性能100倍以上となる数十ペタフロップスクラスの処理性能向上を目指す。発売は2017年となる見込みだ。

 さらなる省電力・省スペース化にも取り組み、現行機と比較して消費電力を10分の1以下、設置面積を30分の1以下に抑えるという。これにより、従来必要だった会議室程度のスペースが、事務机程度のスペースとなる。

 また次世代ベクトルマシンは、ビッグデータ市場での利用拡大を想定し、幅広い性能レンジのラインアップが提供される予定だ。

NEC、次世代ベクトル型スパコン開発に着手……2017年に発売目指す

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る