欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループの商用車部門は11月13日、ポーランドに建設する新工場の起工式を行った。
ポーランド新工場は、2016年後半に操業を開始する予定。フォルクスワーゲンの主力商用車のひとつ、『クラフター』の後継モデルを生産する。
新工場には、最新の車体プレス加工、塗装、車両の組み立て設備を導入。総面積220ヘクタール以上のサプライヤーパークも整備され、商用車生産の一大拠点となる。
また、新工場では、最大3000名の雇用が創出される見通し。フォルクスワーゲンは年産台数について、最大10万台を想定している。
フォルクスワーゲン商用車部門のEckhard Scholz会長は、「現在、ポーランド工場から、年間約17万台を欧州全域に出荷している。新工場の建設はブランドにとって、ポーランドで2つ目の柱となる」と述べている。