リンギ安が進行、4年半ぶりの低水準に

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

第3四半期の経済成長が減速したことや、経常収支の黒字が縮小していることでリンギ安が進行している。

18日対米ドルで3.3565となり、4年半ぶりにリンギ安水準となった。過去2週間以上で、対米ドルで2%下落している。

中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル・アジズ総裁は、経常収支は国内総生産(GDP)に対して3%となっており、良好な兆しであり、依然好ましいレベルであると指摘。現在の経常収支は、我々が予測していたよりも良好な状態であると述べた。

アナリストらは、経常余剰が縮小することで、域内におけるマレーシアの競争力が低下し、投資を遠ざける要因になる可能性があるとの見解を示していたが、ゼティ総裁はそのような見解を否定した。

中銀は14日、2014年第3四半期GDP成長率が5.6%にとどまったと発表した。第1四半期の6.2%、第2四半期の6.5%を下回った。経常収支は76億リンギの黒字となった。
(ザ・スター、11月19日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  6. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
  7. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  8. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  9. ソニー・ホンダ初のEV『AFEELA 1』、量産試作を開始…ホンダの米オハイオ工場で
  10. スズキの新型ネオレトロバイク『GSX-8T/TT』が日本初公開!「鈴鹿8耐」会場で目にしたファンの声は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る