【ロサンゼルスモーターショー14】トヨタ の新型 FCV 、MIRAI を北米初公開…水素は3年間無料供給

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ MIRAI(ロサンゼルスモーターショー14)
トヨタ MIRAI(ロサンゼルスモーターショー14) 全 10 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14において、市販燃料電池車、『MIRAI』(未来、ミライ)を北米初公開した。

MIRAIは米国では、2015年秋から、カリフォルニア州で販売およびリースを開始する予定。それだけに、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は、カリフォルニア州で開催のロサンゼルスモーターショー14でのアピールに力を込める。

MIRAIの米国価格は、購入の場合、ベース価格が5万7500ドル(約670万円)。州政府による1万3000ドル(約150万円)のインセンティブが利用できる顧客は、価格が4万5000ドル(約525万円)以下に下がる。また、米国では一般的なリースの場合、契約時に3649ドル(約42万円)を支払う。3年契約での月々のリース料は、499ドル(約6万円)。

トヨタがMIRAIをまず、カリフォルニア州から導入するのは、インフラ面を考慮した結果。水素の補充ステーションの設置数が、他州に比べて多いカリフォルニア州に、MIRAIをまず投入する。同州では2016年末までに、水素ステーションは、合計48か所へと増える見込み。

また、日本では、ガソリンに対して価格の高い水素が、燃料電池車の普及のハードルになるとの見方がある。これに対して、米国トヨタ販売は、「MIRAIの顧客には、水素を最大3年間、無料で供給する」と発表。燃料電池車の普及に、意欲的に取り組む姿勢をアピールしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る