23日に開催された「トヨタ GAZOOレーシングフェスティバル2014」にて、ニュルブルクリンク24時間耐久レース車両による、展示とエキシビションレースが行われた。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースと言えば世界でもっとも過酷な耐久レースに数えられるレースだ。市販車ベースで行われるレースにトヨタも長年参戦している。過去参戦した車両から、今年参戦した車両までが一堂に会した。
展示スペースには、2007年に参戦した『TOYOTA ALTEZZA No.109』や、2009年に参戦した『LEXUS LFA No.14』などの古い車両のほか、2011年にトヨタ『86』市販前に『TOYOTA FT86 No.258』として、渦巻きのダミーカラーリングで参戦した車両も展示した。
さらに今年参戦した3クラスで全クラス優勝を果たした『TOYOTA 86 No.86』『LEXUS LFA No.48』『LEXUS LFA Code X No.53』など、レースで付いた傷なども修復されず生の迫力を見せていた。
デモ走行後に行われたエキシビションレースでは、「モリゾウ選手」こと豊田章男社長があやつるTOYOTA ALTEZZA No.109を先頭に走行を開始。ALTEZZAと86グループによる先行でレースが行われ、LFAグループが時間差でスタートし追い上げると言うスタイルで行われ、2周目のダンロップコーナーでLFAが86に追いつくと言う速さを見せつけた。
その後はニュルブルクリンク仕様のLFA・86の後ろに、展示されていたスーパー耐久ST4クラス参戦仕様の86や、『GRMN 86 Concept』や全日本ラリー選手権JN5クラスで活躍する『LUCK GR86』なども加わりデモ走行を行った。