JAXA、陸域観測技術衛星「だいち2号」による観測データの定常配布を開始

宇宙 企業動向
JAXA、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)で9月27日に噴火した御嶽山を緊急観測
JAXA、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)で9月27日に噴火した御嶽山を緊急観測 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、11月25日から陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)による観測データの定常配布を開始すると発表した。

今年5月24日に打上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の初期機能確認運用と、初期校正検証運用が予定通り完了した。これに伴って「だいち2号」の観測データを定常配布する。

「だいち2号」に搭載したLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)は、昼夜や天候によらず地表の画像を取得できるのが特徴で、地殻変動や森林の観測に適している。Lバンド周波数を使った衛星搭載の合成開口レーダとしては現在、世界で唯一運用中となっている。

「だいち2号」の観測データは、災害発生時の状況把握や森林伐採の監視、オホーツクや極域の海氷観測などへの利用が見込まれている。

また、「だいち2号」観測データの一般ユーザへの配布は、ALOS-2運用・観測データ一般配布共同企業体を窓口として実施する。

《レスポンス編集部》

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