【トヨタの安全技術】衝突回避支援・被害軽減の予防安全パッケージ、2015年導入へ

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衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ
衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月26日、衝突回避支援または被害軽減を図る予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を普及価格帯で2015年に導入し、2017年までに日本、北米、欧州のほぼすべての乗用車へ設定すると発表した。

今回発表の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、同社が開発してきた予防安全技術のうち、複数の機能をパッケージ化したもの。車両タイプに合わせ、主にコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」と、ミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」の2種類を設定する。

「Toyota Safety Sense C」は、レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)をパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援・被害軽減性能を確保している。

「Toyota Safety Sense P」は、ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、PCSに歩行者検知機能を付加。対歩行者の衝突回避支援・被害軽減を可能にするとともに、レーダークルーズコントロールも装備する。

《纐纈敏也@DAYS》

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