【トヨタの安全技術】予防安全パッケージ、レクサスにも採用…2015年導入へ

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通信利用型レーダークルーズコントロール
通信利用型レーダークルーズコントロール 全 1 枚 拡大写真

レクサスは26日、低速域から高速域まで衝突回避支援または被害軽減を図る予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を開発。2015年に導入し、2017年までに日本、北米、欧州の全車に設定すると発表した。

Lexus Safety System +は、ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)」、「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、「オートマチックハイビーム(AHB)」の3種類の予防安全機能に加え、レーダークルーズコントロールも装備する。

歩行者検知機能付衝突回避支援型PCSは、ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。

LDAは、カメラによって走行車線の白線や黄線を認識。車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示、およびステアリングの振動でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援する。

AHBは、カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知。ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援する。

レーダークルーズコントロールはミリ波レーダーで先行車との車間距離を検知し、一定の車間距離を保ちながら追従走行。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知することで、よりスムーズな加減速制御を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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