【トヨタの安全技術】カローラ 級までは普及版の「C」…予防安全パッケージ

自動車 ビジネス 企業動向
 「Toyota Safety Sense C」を搭載したカローラ
 「Toyota Safety Sense C」を搭載したカローラ 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月26日に発表した衝突回避支援など予防安全技術のパッケージである「Toyota Safety Sense」(トヨタ・セーフティ・センス)を2015年から日本や欧米で、順次乗用車に設定していく。

パッケージはコストを抑えた普及版でコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」と、ミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」の2タイプがある。自動ブレーキは「C」が10~80km/hの速度で作動し、30km/hの減速を行う。一方の「P」は10km/hから搭載車両の最高速度までと作動範囲が広く、減速も40km/hが可能(対人では30km/h)などとなっている。

ユーザーにとっての注目は、車種による「C」と「P」の”線引き”がどうなるか。安全技術担当の吉田守孝専務役員は、線引きについて「現時点では申し上げられないが、取材用に用意した車両がひとつのヒントになる」と語った。取材用の車両は「C」が『カローラ』、「P」が『プリウス』。同社の量販モデルで見るとカローラや『アクア』『ヴィッツ』などが「C」の設定となる一方、『プリウス』級から上が「P」の設定となるようだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る