【トヨタの安全技術】吉田専務「高度運転支援システムを2~3年以内に市場導入」

自動車 テクノロジー 安全
トヨタ自動車 安全技術説明会
トヨタ自動車 安全技術説明会 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車の吉田守孝専務役員は11月27日に都内で開いた安全技術説明会で、「自動運転技術と通信技術を利用した高度運転支援システムを2~3年以内に市場導入できるよう開発を進めている」ことを明らかにした。

吉田専務は「我々は安全性の向上を最大の目的と位置付け、自動運転技術の開発を進めている」と述べ、開発の進捗状況については「交通環境が複雑な一般道での評価を繰り返し、現在では工事区間や駐車場の車両に対し自動で車線を変更し、スムーズにもとの車線に戻ってくるという走行が可能なレベルになっている」と説明した。

さらに「日本と異なる交通環境に対応するため、米ミシガン州での研究所付近の公道でも4~5年前から走行実験を行い、ハイウェイ走行やラウンドアバウトといった米国特有の環境においてもスムーズな自動走行が行えるよう研究開発を進めている」とも話した。

その上で「トヨタは自動運転技術と通信技術を利用した高度運転支援システムを2~3年以内に市場導入できるよう現在、開発を進めている。またさらに2020年に次の段階のものも出していきたい」との考えを示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  5. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る