トヨタ自動車と豊田自動織機、ディーゼルエンジン事業を集約

自動車 ビジネス 企業動向
豊田自動織機本社
豊田自動織機本社 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車と豊田自動織機は11月28日、これまで共同で取り組んできたディーゼルエンジンの開発・生産機能を、今後、豊田自動織機へ集約することで合意した。

今回の合意は、両社にまたがる機能を集約し、リソーセスを最適に配分することで、競争力を強化していくことを狙いとしたもの。ディーゼルエンジン固有の開発機能を、順次、豊田自動織機に集約するとともに、生産についても、今後新規に立ち上がるディーゼルエンジンを対象に、原則、豊田自動織機に集約していく。

これにより、豊田自動織機は、事業の専門性をさらに高め、より競争力のある自動車用ディーゼルエンジンの開発・生産に取り組むとともに、効率的な事業体制の構築を目指す。また、自動車用ディーゼルエンジンの技術を自社製フォークリフト用エンジン、および産業機械分野へ転用することで、事業規模の拡大と開発の効率化を図っていく。

一方、トヨタは、ディーゼルとガソリンエンジン共通の先行先端の基盤技術を強化するとともに、次世代ユニットの開発およびパワートレーンシステム全体の性能向上にリソーセスを集中し、「もっといいクルマづくり」をさらに推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る