3M、自動車補修業界向けのコンサルテーションを開始…生産性を改善

自動車 ビジネス 企業動向
3M クイック ドライ システム
3M クイック ドライ システム 全 2 枚 拡大写真

スリーエム ジャパンは、自動車補修業界に向けた生産性を改善するコンサルテーションを11月27日より開始した。

自動車補修の現場では、高い技量を持つ技術者たちが、自らの知識と経験を元に独自のやり方で補修作業をこなしていることが少なくない。このため業界での補修工程が標準化されておらず、効率の改善が図りにくく、また、新人への技術継承がスムーズに進まない、などの課題を抱えている。

今回の活動は、3Mがこれまでに蓄積したノウハウをベースに、自動車補修の標準的な作業工程を策定、工程を見直すコンサルテーションを通じ、顧客が抱える課題を明確化。適切な製品の提案と正しい使い方の現場トレーニングを実施して工程全体を効率化するサービスを提供する。

さらに3Mでは、塗装乾燥工程の生産性向上に寄与する近赤外線乾燥機「3M クイック ドライ システム」の提供を開始する。新製品は従来の電気式の近赤外線乾燥機と比較し、幅広い範囲の近赤外線を発生させる新技術を搭載。ボディを熱することなく、パテや塗料のみを短時間で乾燥でき、乾燥にかかる時間を、例えば水性塗料においては約1/6と、大幅に短縮できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る