トラック同士が右直事故、積荷の塩酸が路上流出

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11月28日午前8時ごろ、山梨県南アルプス市内の国道52号で、交差点を右折していた中型トラックと、対向車線を直進してきたトラックが衝突する事故が起きた。右折側トラックが横転し、積荷の塩酸20リットルが流出。付近が約3時間に渡って通行止めとなった。

山梨県警・南アルプス署によると、現場は南アルプス市十五所付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。中型トラックは交差点を右折しようとしていたが、対向車線を直進してきたトラックが側面部に衝突。中型トラックはその弾みで横転した。

この事故で直進側トラックを運転していた富士川町内に在住する69歳の男性が骨折などの重傷。右折側トラックを運転していた甲府市内に在住する49歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

右折側トラックには塩酸200リットルの入ったドラム缶10本が積載されていたが、このうち2本が破損。約20リットル相当の塩酸が路上に流れ出した。業者が中和剤を散布するなどして除去したが、この作業のために現場付近が約3時間に渡って通行止めとなった。

警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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