アイシン精機、グローバル強化へ組織改正

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アイシン精機は、2015年1月1日付で、アイシングループ全体のグローバルな経営・事業戦略の策定・推進強化を図るため、「グループ経営本部」と「商品本部」を新設すると発表した。

同時に、エンドユーザー視点・長期的な視点で、市場創造型商品・新事業を創出していくため、「イノベーションセンター」を新設する

ZFがTRWオートモーティブを買収するなど、グローバルサプライヤー同士の合従連衡によるメガサプライヤーの誕生や、新興国サプライヤーの競争力向上、環境規制や高度運転支援など高度化するユーザーニーズの対応など、同社を取り巻く環境が激変している。

同社では、こうした変化に対応するため、グループ各社それぞれが専門性を追求することで成長を目指してきたが、今後、グループ全体視点での経営・事業戦略の策定・推進を強化するために、組織体制を変更する。

具体的には、全体視点でグループを牽引・調整する機能として新たに「グループ経営本部」を設置する。

また、これまでの機能部門制を「商品本部制」へ移行、事業領域を「パワートレイン」、「走行安全」など大括りに束ね、領域ごとにグループ各社と連携、迅速で最適な経営判断ができるよう組織体制を整備する。商品事業軸でグループと一体となって競争力を強化していくマネジメント体制に移行する。

更に、市場ニーズを先読みし、エンドユーザー視点での新商品開発、技術開発、顧客開拓までのサイクルをスピーディに、高いレベルで回し、新たなビジネスモデルを創出する機能を強化するため、「イノベーションセンター」を新設する。

《レスポンス編集部》

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