米国の自動車大手、クライスラーグループが11月18日、ロサンゼルスモーターショー14で初公開したクライスラー『300』シリーズの2015年型。この改良新型に、スポーティ仕様が設定される。
クライスラー300シリーズのスポーティグレードが、「300S」。300Sは、ブラックアウトされたフロントグリルをはじめ、ボディ同色パーツが特徴。足元は、20インチ(AWDは19インチ)の「ハイパーブラック」アルミホイールで引き締める。トランクスポイラーとサイドシルも専用デザイン。
足回りは、サスペンションをスポーツチューン。デュアルエグゾーストにも、スポーツチューンが施される。同社によると、サスペンションは、ダンピング性能を引き上げているという。
「スポーツモード」も装備。これは、パドルシフトによるシフトチェンジ時間の短縮を実現するもの。ESCや電動パワーステアリングホイールの設定も、スポーツ志向となる。
搭載エンジンは、標準の3.6リットルV型6気筒ガソリンが、最大出力300hp、最大トルク36.5kgmへ、若干パワーアップ。オプションで、5.7リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」(最大出力363hp)が用意されている。