マレーシア上場企業の利益、第3四半期は減少

エマージング・マーケット 東南アジア

CIMBリサーチとMIDFリサーチは上場企業に関するレポートを発表。第3四半期の上場企業の純利益が減少し、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の代表的株価指数(FBM・KLCI)が下落するなど、リサーチ企業2社の成長予想を下回ったことがわかった。

MIDFリサーチによると、上場企業30社の累計の純利益は第3四半期、137億4,000万リンギとなった。前四半期比で7.4%、前年同期比で4.5%減少した。

CIMBリサーチによると、産業別では自動車産業では18.2%、銀行及び金融産業では1.6%純利益が増加したが、電気通信産業では20.1%、石油及びガス産業では29.3%、一次産品産業では37.7%、サービス業では58.5%減少した。

CIMBリサーチは、当初年末のKLCIは1,910ポイントとなるとの予想していたが、業績が芳しくなかったことから1,870ポイントに下方修正すると発表した。

またMIDFリサーチも、年末のKLCIは1,850-1,800ポイントとなると予想。来年は1,970ポイントとなるとの見解を示した。
(ザ・スター、12月3日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  8. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  9. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
  10. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る