マレーシア上場企業の利益、第3四半期は減少

エマージング・マーケット 東南アジア

CIMBリサーチとMIDFリサーチは上場企業に関するレポートを発表。第3四半期の上場企業の純利益が減少し、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の代表的株価指数(FBM・KLCI)が下落するなど、リサーチ企業2社の成長予想を下回ったことがわかった。

MIDFリサーチによると、上場企業30社の累計の純利益は第3四半期、137億4,000万リンギとなった。前四半期比で7.4%、前年同期比で4.5%減少した。

CIMBリサーチによると、産業別では自動車産業では18.2%、銀行及び金融産業では1.6%純利益が増加したが、電気通信産業では20.1%、石油及びガス産業では29.3%、一次産品産業では37.7%、サービス業では58.5%減少した。

CIMBリサーチは、当初年末のKLCIは1,910ポイントとなるとの予想していたが、業績が芳しくなかったことから1,870ポイントに下方修正すると発表した。

またMIDFリサーチも、年末のKLCIは1,850-1,800ポイントとなると予想。来年は1,970ポイントとなるとの見解を示した。
(ザ・スター、12月3日)

広瀬やよい

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