シボレー コルベット 新型に最強の「Z06」…米国工場から出荷開始

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米国ケンタッキー州のGMのボウリンググリーン組み立て工場からラインオフした新型コルベットZ06
米国ケンタッキー州のGMのボウリンググリーン組み立て工場からラインオフした新型コルベットZ06 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは12月1日、新型『コルベット』の頂点に立つ高性能グレード、新型『コルベットZ06』の出荷を開始した。

新型コルベットZ06は2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開。エンジンは自然吸気の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリン(最大出力455ps、最大トルク63.6kgm)に代えて、専用ユニットを搭載する。

Z06では、「LT4」と呼ばれるスーパーチャージャー仕様となるのが特徴。直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、新開発のスーパーチャージャーで過給される。最大出力は650hp/6400rpm、最大トルクは89.8kgm/3600rpm。

トランスミッションは、7速MTと新開発の8速AT。この8速AT仕様には、ステアリングホイールにパドルシフトが組み込まれた。0-96km/h加速は、7速MTが3.2秒、8速ATが2.95秒。また、0-400m加速は、7速MTが11.2秒、8速ATが10.95秒と、世界屈指の性能を誇る。

12月1日、米国ケンタッキー州のGMのボウリンググリーン組み立て工場から、新型コルベットZ06の出荷を開始。同工場のジェフ・ラマルシェ工場長は、「Z06はまさに素晴らしい車。顧客に納車できることに興奮している」と述べた。

《森脇稔》

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