メルセデス 世界販売、10.6%増の16万台…Cクラス が53%増 11月

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Cクラス
新型メルセデスベンツ Cクラス 全 7 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のダイムラーは12月5日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の11月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、11月としては過去最高の15万8203台。前年同月比は10.6%増と、21か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが15万0742台を販売。前年同月比は13%増と、21か月連続の前年超え。スマートは7461台にとどまり、前年同月比は21.8%減。3か月連続で前年実績を下回る。

市場別では、欧州が6万1060台を販売。前年同月比は13.6%増と、11か月連続のプラス。このうち、地元ドイツは9.2%増の2万3373台と、3か月連続で前年実績を上回る。中国(香港を含む)は、2万6184台。前年同月比は23.1%増で、21か月連続で前年実績を上回った。

また、米国は3万4578台を販売し、前年同月比は0.6%増と、2か月ぶりの前年実績超え。日本は5336台を売り上げ、前年同月比は23.2%増と、5か月連続で増加。

メルセデスベンツブランドの11月実績では、新型『Aクラス』が、『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』と合計で、4万2413台を販売。前年同月に対して、27.1%もの伸びを示す。新型『Cクラス』も11月、53.3%増の3万8095台と、好調な立ち上がりが続く。

大幅改良モデルを投入した『Eクラス』は1‐11月で23万5485台を売り上げ、前年同期比は9.7%増。新型『Sクラス』も1‐11月、9万3307台を販売し、前年同期比は88.6%増と、大きく伸びる。

『Mクラス』や『GLKクラス』などのSUVは1‐11月、合計で過去最高の30万9158台を販売。前年同期比は5.1%増だった。

メルセデスベンツ乗用車の2014年1‐11月世界販売は、前年同期比10.7%増の156万6341台。ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門の営業担当、オーラ・ケレニウス取締役は、「11月は大変成功した1か月。11月末時点で2013年年間の販売台数を上回り、2014年の販売新記録が確定した」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  3. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  4. デリカミニが一晩で別物に! プロ施工3ウェイ+サブウーファーの実力[car audio newcomer]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る