【広州モーターショー14】ボルボのSUVの頂点、XC90 新型…中国初公開

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ボルボ XC90 新型
ボルボ XC90 新型 全 7 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月20日、中国で開幕した広州モーターショー14において、新型『XC90』を中国初公開した。

画像:新型 ボルボ XC90

新型XC90は2014年9月、パリモーターショー14でデビュー。新型XC90のハイライトのひとつが、ボルボカーズの新世代車台、「SPA」の採用。SPAとは、スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャーの略。ボルボカーズが大型投資を行い、4年をかけて自社開発してきたモジュラープラットホームが、SPA。

SPAは、さまざまなボディタイプ、ガソリンやディーゼルエンジン、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)などにも対応できる柔軟性を持つ。また、広い室内スペースを実現できるのも、SPAの特徴。

新型XC90では、エンジンのダウンサイジングを一気に進める。新型XC90用のボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」は全て4気筒。先代の6気筒やV型8気筒は設定されない。Drive-Eの4気筒には、ガソリンとディーゼルがある。新型XC90ではこの4気筒エンジンのチューニングを変えることで、異なる出力特性を実現している。

ガソリンエンジンのトップグレードが、「T6」。ターボとスーパーチャージャーでダブル過給されるのが特徴となる。スペックは、最大出力320ps、最大トルク40.8kgmを引き出す。「T5」は、そのデチューン版。最大出力は254ps、最大トルクは35.7kgm。

最上級グレードの「T8」に搭載されるのが、プラグインハイブリッド・パワートレイン。このパワートレインは、「ツインエンジン」を名乗る。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。このエンジンが前輪を駆動し、最大出力80psのモーターが後輪を駆動する4WDとなる。

PHVシステムはトータルで、最大出力400ps、最大トルク65.3kgmを引き出す。EVモードでは、最大約40kmのゼロエミッション走行が可能。その効果もあり、CO2排出量は、およそ60g/kmに抑えた。

ボルボカーズのピーター・メルテンス研究開発担当上級副社長は、「SPAが妥協なしに世界初のSUVを作り出すことを可能にした。滑らかな乗り心地などとともに、広い室内や柔軟性に富んだ積載性を実現した」とコメントしている。

《森脇稔》

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