トヨタ、米国でクルマのアプリ開発イベントを開催…VDV技術を一般初公開

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サーキットで使用されたFR-S
サーキットで使用されたFR-S 全 7 枚 拡大写真
トヨタ自動車は、新しいクルマづくりや楽しみ方のヒントを得ることを目的に、12月6日・7日の2日間、米国カリフォルニア州サンマテオにおいて、「つながる」クルマのアプリ開発イベント「Onramp Challenge」を開催した。

イベントにはシリコンバレーの起業家、ベンチャー企業、IT企業のプログラマーで構成される20チーム以上が参加。組織の枠組みを超えて、広く知識・技術の結集を図るオープンイノベーションという方式を取った。

指定されたテーマは「安全運転」「運転の楽しさ」「エコ運転」の3つ。24時間の制限時間内に、どのチームが優れたスマホアプリやウェブアプリの開発ができるかを競った。

優勝したチームはカメラを備えたラジコンヘリが走行車両を自動追従・撮影し、空中からの車両走行映像を楽しめるアプリを開発した「Eye in the Sky」。賞金1万ドルを手にした。

また、同イベントでは、サイオンブランドの小型FRスポーツカー『FR-S』(日本名『86』)6台を用意し、車載されたクルマとアプリ連携プラットフォームCAN-Gateway ECUの通信仕様「Vehicle Data Visualizer(VDV)」を初めて一般ユーザーに公開。VDVによりBluetoothを使ってサーキットでの走行データをリアルタイムにスマートフォンに転送する技術などの参加者体験も提供した。

《成瀬雄太@DAYS》

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