インフルエンザじわり拡大…44都道府県で増加、597施設で学級閉鎖

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 厚生労働省は12月12日、第49週(12月1日~7日)のインフルエンザの発生状況を発表した。患者報告数は17,192件、定点あたり報告数は3.49となり、44都道府県で前週よりも増加がみられた。

 同省では、全国約5,000か所のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数を把握している。過去の患者発生状況をもとに設けられた基準値から、保健所ごとにその基準値を超えた場合に、警報レベルや注意報レベルを超えたことを知らせる仕組みになっている。

 インフルエンザの定点あたりの報告数は、2014年第42週(10月13日~10月19日)以降増加が続いている。第49週(12月1日~7日)の定点あたり報告数は3.49で、前週の定点あたり報告数1.90よりも増加した。

 都道府県別にみると、岩手県(11.55)がもっとも多く、埼玉県(9.49)、福島県(7.68)、神奈川県(6.85)、東京都(5.86)、北海道(5.76)、千葉県(5.62)、奈良県(5.11)が続き、44都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは3か所(北海道、岩手県、福島県)。

 インフルエンザ様疾患発生報告によると、全国の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校で、休校が13施設、学年閉鎖が103施設、学級閉鎖が597施設であった。

 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間ではAH3亜型の検出割合がもっとも多く、次いでB型、AH1pdm09の順となっている。

【インフルエンザ14-15】44都道府県で増加、597施設で学級閉鎖

《工藤めぐみ》

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